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“Reccess”＃８１５４（１９６０〜１９６３）を着た
ブロンドのベッツィーちゃん

帽子は少しくたびれていますがオリジナルです。
このドレスには、すその長さが2種類ありましたが、こちらは長めのタイプです。
ウィッグ（かつら）は、ラバースカルキャップタイプです。

バレッタは二つとも残っています。

フェイスペイントは手描きで、これによって量産性のドールであるにもかかわらず、個性的な表情を持った個体となり、人形好きの心を魅了します。ペイント担当者は、可愛くなるように心がけて眉の絵付けをしたのだろう、と想像出来る一点です。

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“タウン＆カントリー”を着た
トスカ（ストロベリーブロンド）のベッツィーちゃん

（タウン＆カントリーは１９５７年製、
初めての１８ドレスの中の一つです）

このコートには、初期型と後期型がございます.
フロントにスナップがあることから、このベッツィーちゃんが着ているのは初期型のコートだと分かります。

このように、初期型は、スナップやフロントボタンが付いたデザインですが、後期型には、フロントボタンやスナップは無く、前が止められないデザインになり、加えてチェック柄が細かくなりました。

このドレスは、１９６１年のオールデンのカタログでは“Parisian”と呼ばれ、１９６２年のシアーズのカタログでは”Shopping Spree”と呼ばれました。

また、同じタウン＆カントリーという名前で、赤のドレスに、黒いコート、白いナイロンファーの帽子とマフのセットも存在します。

Wigは、ラバースカルキャップタイプです。
バレッタは二つとも残っています。フェルトで出来たベレー帽も残っております。

この赤い靴はオリジナルではないと思われます。

フェイスペイントは手描きで、これによって量産性のドールであるにもかかわらず、個性的な表情を持った個体となり、人形好きの心を魅了します。とても穏やかな性格の子であろうと思われる眉に描かれています。

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“リトルクック”＃９２０１（１９６０〜１９６３）を着た、
ブロンドのファーストモデルベッツィーちゃん

そのウィッグ（かつら）が、布製のベース地にヘアーが縫い付けられていることから、アメリカンキャラクター社によって作られた１９５７年製の8インチベッツィーちゃんのファーストイヤーモデルであることがわかります。

バレッタは2つとも残っています。

オリジナルの黒い靴を履いています。（留める切込みが、広がりつつありますので、やさしくお取り扱いしていただく必要があります）

フェイスペイントは手描きで、これによって量産性のドールであるにもかかわらず、個性的な表情を持った個体となり、人形好きの心を魅了します。この子はさながらビビアン・リーのような眉をしています！

お着替えのリトルクックパックには、このワンピースのほかに、プラスティック（紙のようなビニール）製の前掛けハーフエプロンと、ソックス、白い靴、赤い3つのお鍋が付いてコンプリート（完全な）セットとなっていますが、この子に付属しますのは、赤ギンガムチェックワンピースと黒いオリジナルシューズになります。

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“Variegated” in Pink＃８２０４（１９６０〜１９６３）
を着た、ブロンドベッツィーちゃん

Wigは、ラバースカルキャップタイプです。

オリジナルのバレッタ2つを付け、靴下も履いています。靴はこのセットもののではありませんが、ヴィンテージの白い靴を履いています

フェイスカラーに退色が見られますが、フェイスペイントは手描きで、特に眉は熟練した職人によるものだと分かります。

ドレスパックにはこの、ピンク＆パープルグラデーションカラーのほかに、in Blueの、ブルー＆グリーン＆パープルバージョン＃８１５５があります。２００２年にロバートタナーがデザインしたドレスドドール“ショッピングWithマミー”の、コートの中に着たドレスは、このピンクバージョンのドレスからヒントを得てデザインされたものだと思われます。

“Variegated”パックには、このワンピースのほか、花飾りの付いた白い帽子と、ショーツ、ソックスと黒い靴がセットになっていました。

左足がはずれる、
ブルネットベッツィーちゃん（タイツちゃん）

Wigは、ラバースカルキャップタイプです。前髪が上がりがちなので、是非、手を入れてあげたいドールです。

最近「負傷系少女・ケガドル」なる写真集が話題となっていますが、筆者は怪我をしたドールを見ると、放って置けなくなります。「ジャンク品、パーツ取りにいかがですか？」などと書かれていたら、可哀想で、即、買ってしまいます。というわけで、この子もお店にやってきました。足をはめ込めば、ディスプレイ用には特に問題ありません。また、この子には、タイツ、靴下、靴をおまけにお付けします。タイツを履かせれば足は問題なくなります。若干フェイスカラーにムラがございます。ドレスはオリジナルではなく、他の人形のものを着せてあります。

この子用に、松葉杖か車椅子を探してあげたらどうだろう、などと計画が膨らみます。